特別対談
行政書士 長岡真也 × 税理士 大岡俊明
2人ならではの「新しい価値」を探して
行政書士・長岡真也と税理士・大岡俊明の出逢いは、不思議な縁に導かれている。大岡が偶然閲覧した長岡のSNSに興味を抱き、いちユーザーとしてフォローしていた中、給付金について依頼する機会を得た。
以降も同年代の両者は一気に距離感を縮めていき、大岡の父が他界した際には長岡が相続全般のサポートに従事するなど両者の存在感は増していくことになる。
行政書士と税理士、肩書は違えどお互いの価値観にリスペクトしあうようになった2人が、手を組むのに時間はかからなかった。相続という分野で、どんなタッグを組んで活躍するのか。特別対談として、2人に話を聞いた。
(取材・文:新田哲嗣)
ご依頼者さんに安心していただきたいという共通の価値観
――まずはそれぞれの印象をお聞かせください。
大岡税理士
長岡さんの印象は、ファンから頼れる仲間に変わったという感じですね。そもそもは私が長岡さんのSNSをフォローしていたところからですから
実際、フォロワー時代には、長岡行政書士事務所のHPなどもけっこう見ていたんですよ。すごくまとまっていますし、コラムもおもしろいし。
だから給付金の件で行政書士を探そうとしたとき、迷わず『長岡さんに連絡しよう』と。
長岡行政書士
ファンというのは気恥ずかしいですが、ありがたいお話です(笑)
大岡さんから連絡があったこと、しっかり覚えてます! やはり同じ士業ということもあり、ご依頼の内容もすごく丁寧で、印象深かったですね。
その後、実際にすぐお会いもしましたが、なんだか初めて話すような気がしないといいますか。
わかりますよ。『あの話しやすさの理由はなんだろう?』と、私、少し考えたほどですから。
私から見ても、長岡さんのご説明は丁寧で、もうその時点で信頼度が圧倒的でした。意気投合して、そのあとすぐ飲みにも行きましたものね?(笑)
行きましたね!
――信頼関係ができていたから、大岡さんのお父様の相続も相談しやすかったんですね。
そうですね。父が亡くなったのが2024年2月でした。相続って改めて当事者になると、すごく大変で。
でも長岡さんに依頼して間違いありませんでした。人の気持ちを第一に考えてくれますし、何より威圧感のようなものがない。
偉そうにはしたくないですからね(笑)
特に仕事の丁寧さはうちの事務所全体で大事にしていることで、態度の面でもご依頼者さんには安心していただきたいと思っているんです。その部分は、共通の価値観ですよね。私が、大岡さんを好きな理由のひとつです。
これはどんな事業者にも当てはまるのですが、私がいち依頼者としてお仕事を依頼するとき、やはりお人柄のある方にお願いしたいと思ってきたんです。
例えば、依頼に関する話だけでなく、ちょっとしたプライベートなことも話してみたりとか
たしかに、会話量は多いですね、私たち(笑)
そういう余白感のある関係性が作れる人がいい。結局、そういう余白でつくられる関係性が大事になるときもありますからね
その点で長岡さんのお人柄は申し分なくて、父の相続対応は今も継続中ですが、私の母も長岡さんのことをすごく信頼してますよ
横浜の相続手続パートナーとして行政書士×税理士で連携
――相続分野での業務提携をなされたと聞きましたが、今後、お互いにどのようなパートナーでありたいと考えていますか?
実は、長岡さんが定期的にHPで提供している相続コラムの一部を、私が担当させていただくことになったんです。
税理士の目から見た相続のポイントなどを、私なりに解説して、横浜市を中心に相続でお悩みの方のお力になりたいと考えています
そうですね、2人で力を合わせて、1日とも多くの方のお力になりたいですね。
相続手続や相続税申告についてのサポートはもちろんですが、私たち2人でしかできない価値のあることは間違いなくあると考えています。
そうですね、間違いないです
どんな可能性が見出せるのか、楽しみですよね。お互いの重なり合う部分と、重ならない部分がうまく生きるような新しい価値を探していけたら最高です
「行政書士×税理士」だからできる価値あるサービスを多く見つけ出して、困っている人に届けられるようにしたいですね
引き続き力を合わせてがんばっていきましょう!
――お二方、熱い本音をありがとうございました!