横須賀市役所でできる相続相談とは?利用の流れもわかりやすく行政書士が解説!

横須賀市役所でできる相続相談とは?利用の流れもわかりやすく行政書士が解説! その他
その他

「相続手続について横須賀市役所に尋ねられる?」
「最寄りの横須賀市役所で行われている相続相談について知りたい」
「横須賀市役所で可能な相続相談の利用方法を教えて欲しい」

横須賀市にお住まいの場合、相続手続の気軽な相談先として「横須賀市役所」を利用する方法が考えられます。横須賀市役所では市民向けにさまざまな種類の相談サービスを提供しており、多くの方が利用しています。本記事では横須賀市役所でできる相続相談について、相談先や利用の流れを行政書士がわかりやすく解説します。

この記事の執筆・監修者
長岡 真也(行政書士)

長岡行政書士事務所代表。1984年12月8日生まれ。
23歳の時に父親をガンで亡くしたことから、行政書士を志す。水道工事作業員の仕事に従事しながら、作業車に行政書士六法を持ち込んでは勉強を続け、2012年に27歳で合格。
当時20代開業者は行政書士全体の中で1%を切るという少なさで、同年開業。以来。「印鑑1本で負担のない相続手続」をモットーに、横浜市で相続の悩みに直面する依頼者のために、誠実に寄り添っている。最近は安心して相続手続したい方々へ向け、事務所公式サイト上でコラムを発信しており、相続手続の普及に取り組んでいる。

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横須賀市役所で実施している相続相談を紹介!

横須賀市役所で実施されている相続相談とは、一体どのようなものでしょうか。この章でわかりやすくご紹介します。

法律相談

横須賀市役所では、神奈川県弁護士会 横須賀支部所属の弁護士が担当する無料の法律相談を実施しています。相談は事前の予約制となっており、相続に関するご相談も可能です。

対象者は横須賀市に在住・在勤の方とされ、同一案件の相談は1回のみです。本人の相談が原則とされ、当日予定時間を10分以上遅刻するとキャンセルとなります。相談時間は1人25分の制限があるためご注意ください。

場所相談日時予約受付(事前予約制)
市民相談室
(横須賀市役所 本館1階31番窓口)
毎週月・水・金曜日
午後13時~16時
1人につき25分以内  
2週間前の同じ曜日の9時から
電話受付 046-822-8114

※祝日等の場合は翌開庁日に予約可能

参考URL 横須賀市役所 法律相談

行政書士相談

横須賀市役所では相続・遺言等を中心行政書士相談を実施しています。遺言書や遺産分割協議書の作成に関する相談も可能です。(※その場での書類作成やチェックは不可)

相談時間は法律相談同様、1人につき25分以内、対象者は横須賀市在住・在勤の方です。本人からのご相談が原則とされ、当日予定時間を10分以上遅刻するとキャンセルとなります。

場所相談日時予約受付(事前予約制)
市民相談室
(横須賀市役所 本館1階31番窓口)
毎月第4木曜日
午後13時~16時
1人につき25分以内  
2週間前の同じ曜日の9時から
電話受付 046-822-8114
※祝日等の場合は翌開庁日に予約可能

なお、行政書士相談については横須賀市役所市民相談室以外にも、以下で実施されています。

① 追浜・衣笠・久里浜行政センター(毎月第1火曜日)
② 田浦・大津・北下浦行政センター(毎月第2水曜日)
③ 逸見・浦賀・西行政センター(毎月第3木曜日)

上記①~③のご相談については各行政センターにて13時30分~16時30分で開催されており、1人につき相談時間は20分です。予約不要の先着順ですのでご注意ください。なお、詳しい実施要項については下記リンクをご参考ください。

参考URL 横須賀市 行政書士相談

行政書士会による終活などの相談

上記の行政書士相談とは別に、横須賀市役所では終活・遺言などについて行政書士会の相談会も実施しています。

3人の予約制となっており、各開催日の前日まで受付しています。
お申込先は市民相談室 電話046-822-8114です。

詳しくは以下リンクをご確認ください。

参考URL 横須賀市役所 行政書士会による終活などの相談

登記相談

司法書士と土地家屋調査士が対応する登記相談では、相続における登記手続きや遺言、境界等の相談が可能です。相談時間は1人につき25分以内、対象者は横須賀市在住・在勤の方です。本人からのご相談が原則とされ、当日予定時間を10分以上遅刻するとキャンセルとなります。

場所相談日時予約受付(事前予約制)
市民相談室
(横須賀市役所 本館1階31番窓口)
毎月第2火曜日
午後13時~16時
1人につき25分以内  
2週間前の同じ曜日の9時から
電話受付 046-822-8114
※祝日等の場合は翌開庁日に予約可能

参考URL 横須賀市 登記相談

税務相談

税務相談では、相続税や贈与税などに関する相談が可能です。相談時間は1人につき25分以内、対象者は横須賀市在住・在勤の方です。本人からのご相談が原則とされ、当日予定時間を10分以上遅刻するとキャンセルとなります。

場所相談日時予約受付(事前予約制)
市民相談室 (横須賀市役所 本館1階31番窓口)毎月第2木曜日
午後13時~16時
1人につき25分以内  
2週間前の同じ曜日の9時から
電話受付 046-822-8114
※祝日等の場合は翌開庁日に予約可能

参考URL  横須賀市役所 税務相談

宅地建物相談

不動産売買や賃貸借関係については、宅地建物相談の利用も可能です。
相談時間は1人につき25分以内、対象者は横須賀市在住・在勤の方です。本人からのご相談が原則とされ、当日予定時間を10分以上遅刻するとキャンセルとなります。

場所相談日時予約受付(事前予約制)
市民相談室
(横須賀市役所 本館1階31番窓口)
毎月第4火曜日
午後13時~16時
1人につき25分以内  
2週間前の同じ曜日の9時から
電話受付 046-822-8114
※祝日等の場合は翌開庁日に予約可能

市民生活相談

市民生活相談は横須賀市役所の職員が対応している相談です。
窓口・電話のいずれも可能で、相続など日常生活に関する困りごとの相談に応じています。ただし、行政書士や司法書士ではないため、アドバイスできることは一般的な手続案内に限られます。

  • 月~金曜 8時30分から17時まで(祝日・年末年始除く)
  • 相談場所は市民相談室(横須賀市役所 本館1階31番窓口)
  • 電話相談は046-822-8114

便利な「手続きナビ」も賢く活用しよう!

横須賀市役所では便利な「手続きナビ」も導入しています。市役所や行政センターに足を運ばなくても、簡単に相続時などの手続きについて、必要書類などがわかるオンラインサービスです。詳しい概要は以下です。

手続きナビの概要

「手続きナビ」は、引っ越しや家族の死亡などのライフイベント時に必要な手続や書類が簡単にわかるサービスです。質問に答えていくことで、必要な手続や書類が簡単に判明します。家族が亡くなった際には、約22個の質問に回答することで、すぐに回答が得られます。(※回答所有時間は約4分)

申請書の作成もオンラインで可能

家族の死去後に行う世帯主変更等について、手続きナビを使えば申請書の作成がオンライン上で可能です。
ご利用方法は、必要な手続の申請書を選び、申請書の作成/入力に進みQRコード(PDF)で保存するしくみです。その後、市役所へ直接QRコードもしくは印刷した紙を提出すればOKです。

詳しくは以下をご確認ください。
参考URL 横須賀市 手続きナビ ご利用方法

横須賀市役所へ相談するメリット・デメリット

横須賀市役所や市が管轄する行政センターでは、行政書士相談などの相談が無料で提供されています。しかし、実際の利用時にはメリット・デメリットもあるため注意が必要です。

メリット

横須賀市役所が用意している相談は、弁護士・司法書士・行政書士・税理士など、専門家を網羅しているため、まずは気軽に相続について相談してみたい方におすすめです。

誰に相談していいかわからない、という場合には市役所職員が対応している市民生活相談を利用すれば、相続時にどのような専門家に相談すると良いか問題の交通整理をしてもらえます。

デメリット

専門家への相談は「25分」という時間制限があり、大変短い時間内でしか相談できません。また、専門家をご自身で指名することはできません。書類の作成など具体的な手続をその場で代行してもらえるわけではないため注意が必要です。

市役所で実施している法律相談などは人気が高く、予約が取りにくい場合もあります。ゆとりを持って予約をするか、直接相続の専門家へ相談することも検討しましょう。

相続手続に困ったらお気軽に長岡行政書士事務所へ!

この記事では横須賀市役所が実施している相続相談について、相談の種類や実施概要を中心に詳しく解説しました。行政書士をはじめとする専門家へ気軽に相談できるため、大変人気がありますが、混雑していることがあるためご注意ください。

相続手続は、細かい手続も合わせると100種類を超えると言われています。もしも何から始めたら良いか、お困りならお気軽に横浜市の長岡行政書士事務所へご相談ください。印鑑1本で丸投げできる相続手続をご提案しています。

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この記事の執筆・監修者
長岡 真也(行政書士)

長岡行政書士事務所代表。1984年12月8日生まれ。
23歳の時に父親をガンで亡くしたことから、行政書士を志す。水道工事作業員の仕事に従事しながら、作業車に行政書士六法を持ち込んでは勉強を続け、2012年に27歳で合格。
当時20代開業者は行政書士全体の中で1%を切るという少なさで、同年開業。以来。「印鑑1本で負担のない相続手続」をモットーに、横浜市で相続の悩みに直面する依頼者のために、誠実に寄り添っている。最近は安心して相続手続したい方々へ向け、事務所公式サイト上でコラムを発信しており、相続手続の普及に取り組んでいる。

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